オニャンコポン、死す。(※メダカです)
昨日、ブラック幹之のオス「オニャンコポン」が死んでしまいました。
後学のため、喪に服しつつ過程を記録。
元々35cm水槽で飼育していたところ、水面でじっと動かないことが増えたな〜
と思い、別の小型容器に隔離しました。
塩水浴をしながら様子見。
とはいえ、エサは食べるし、フンも見た目は異常なしだったので、
エサは毎日少量あげ続けていました。
ただ、妙にエサを食べるのが下手だったんですよね。
食いつこうとするものの、一口でぱくっといけない。
口のあたりに引っかかって、パクパク奮闘してどうにか口に入るものもありますが、
半分はパクパクした拍子で下に沈んでいってしまう。
で、下に沈んでいったエサも途中までしか追わない。
後から沈んだエサをつついて食べる、という素振りもなし。
「エサ食べるの下手やな〜」って笑いながら見てたのですが、
その後「もしかして目が悪いのかな?」なんて思いながら
水質悪化防止のため、沈んだエサをスポイトで回収したり、
少しずつ水換えをして様子を見ていました。
その後、白いフンが現れる。この日からエサはストップ。
なんとなく泳ぎもさらに力がなくなってきた。
以前死んでしまった個体もそうだったのですが、
胸ビレの動きがゆらゆら〜、と鈍いんですよね。
元気な子はパタパタと開いて体を安定させ、泳ぐときはさらに体全体も揺らしながら動くのですが
体調が悪い子はあんまり胸ヒレが開かない。
常に水面あたりでじっとしています。
そして翌朝、泳ぎ方が明らかにふらふらしている。
体をまっすぐに保つ力がなくなっていて、左右に傾きそうになるのを必死に堪えるような状況です。
以前死んでしまった子と全く同じ…。
ここまで来たらもう難しいだろうな、と悲しい気持ちで見守る中、
その日の夕方に☆になってしまいました。無念。
今思えば、エサをうまく食べられなかったのは
体力がなかったからなんだな…と今更ながら思っています。
沈んだエサを追いかけなかったのも、体力を消耗してしまうから。
オニャンコポンは小柄なメダカなので、水面にいる方が楽なんでしょうね。
潜るって結構体力使うんだと思います。
(以前同じ様に死んだ大きい個体は、ずっと下にいました)
その時点で、エサをストップすべきだったなと反省。
体調不良のメダカに餌は上げない方が良いというのはもちろん知っていましたが、
食べようとはするし、フンも結構立派だったので大丈夫だ、とエサをあげてしまいました。
早めにエサを止めていたら、体力温存できて、もしかしたら回復していたのかも…。
てっきり、メダカが体調を崩すときは
①フンに異常が出る→②活動に異常が出る→③衰弱→④☆
という流れだと思っていたのですが、
オニャンコポンの場合は、
①活動に異常が出る(この場合、「じっとしている」「エサがうまく食べられない」「潜れない」など)
②フンに異常が出る
③衰弱
…
という状況でした。
今度同じことが起きた時は①の状況で、早めに隔離して、エサなしで塩水浴だけで様子を見ていきたいと思います。
エサをあげないって、飼い主からすると結構勇気がいりますよね。
メダカのためにも、心を鬼にしていかなくては…
それと、今回もう一つ反省したのは、隔離した容器の置き場所ですね。
半日陰というんでしょうか、午前中の数時間は半分直射日光があたるような
屋内の窓際スペースなのですが、
容器が小さいだけに、水温の日較差が大きすぎたかもしれない。
これじゃさらに負担をかけてしまったかもしれません。
これまで何匹か、同じように死なせてしまってるんですが、
小さい個体ほど、「様子がおかしいな?」と思ってから☆になってしまうまでがあっという間だと感じます。
メダカを飼い始めて2-3ヶ月ですが、飼育に自信がつくまでは
大きい個体を選ぼうと思います。
オニャンコポン、あの世で元気にね(T_T)